ヴィジュアル系 V系 CD音源感想適当レビューblog

ヴィジュアル系の音源(CD)の感想等を適当になんとく書くだけのレビューと呼ぶにはおこがましいブログ。感想書いてほしいCDやバンドのリクエスト、所持してる音源なら受け付けますので誰もしないと思うけどお気軽にコメントどうぞ。

落園/NIGHTMARE

NIGHTMARE
2015年11月9日に発売された
通算25枚目のシングル。

※この記事は昔やっていたブログ(現在は放置)に書いていた内容を今の自分目線に少し修正したものであり、似た文章のブログをもし発見したとしたらそれは僕のなのでパクりではないよ!( ̄□ ̄;)

1 落園
気に入り度★★★★☆
ドラマーでありメインコンポーサーの一人でもあるRUKA作曲の哀愁漂う切なくもメロディアスなナンバー。
この曲は彼らの「王道」です。
物悲しいアルペジオから始まり、間奏では重いリフが飛びだしてきたりと、シンプルながらも随所に工夫がされており
飽きることなく最後まで引き込まれますね。
詩も、若い男性とかなら共感出来るのではないでしょうか。
「目に映る これが全てだろ」
という歌詞を前向きと捉えるか、それとも後ろ向きと捉えるかで詞の印象がガラリと変わる。
バットエンドが多いRUKAの詞からして俺は敢えて後ろ向きで捉えたい。
大好きな一曲ですが、シングルの表題曲としての華は過去のシングル曲と比べると薄い印象。
ナイトメアは昔からシングルカットすべき曲をアルバムに収録することが多いよなぁ…。
ちなみにこの曲のPVが如何にも解散前かのような空気感が漂う意味深な内容となってますw
この後に活動休止したのはたまたまか…それとも…。

2 empty.
気に入り度 ★★★★☆
こちらもRUKAが作曲。
ヴァイオリンのような音色が印象的な
秋を感じさせる切ないミディアムテンポの楽曲。
途中のギターソロでは詩から伝わるやるせなさを巧みに表現されています。
NIGHTMAREの楽曲の中で秋を連想させる曲は「このは」以来かな…?
そろそろ久しぶりに冬ソングをまた作ってもらいたい。
冬を感じさせる、「雪葬」や「Mind ocean」は本当に名曲です。
冬になると毎年必ず聴いてます。
余談だけどさ。
「anima」収録の
雪葬→まほら の流れって本当に神だよね。

3 Gotta Get a Ghost
気に入り度★★★☆☆
通常盤にのみ収録されています。
こちらはギターの咲人作曲。
咲人による女性のように加工された声でのコーラスからスタート。
メンバーのノリの良い掛け声を挟み、SUICIDE ALIのような雰囲気をもったシンセ音とリフが入ってきます。
第一印象はありそうでなかったタイプの曲だなぁって感じましたが、聴いてく内にNIGHTMAREらしい曲だなと。
詩はゴーストライターについての事らしいですが、様々な解釈が出来そうですねφ(゜゜)ノ゜
こうゆうディスり系の楽曲で多くみられるYOMIの舌を回す歌い方いいよね。
ライヴでも盛り上がりそうな一曲なのでチェックしておいて損はないはず!だ。

シングルとしての満足度
★★★☆☆
表題曲としての華に欠けるとは言いましたが、腐っても安定のナイトメア。(別に腐ってないけどw)
どの曲もしっかり聴かせてくれます。
ただナイトメアの楽曲を全て聴いているファンからするとキラーチューンと呼ぶには惜しい印象なのも事実(*_*)
せっかくコアなファン以外にもアピール出来る楽曲を沢山生み出せる彼らなのだからシングル向けの楽曲はひねくれずにシングルにするべき!(@_@)
「the Last show」「can you do it?」「Quins」
「ASSaulter」
とかはシングルカットしていたら
確実にファン意外の心を掴んでいたはず。
俺の周りでもcan you~等はナイトメアのコアなファンでなくても好きな奴が多かった。

ナイトメアの魅力って
世界観の濃さ とか 演奏力(十分上手いけど)
ではなくて
純粋に人を感動させられるYOMIのボーカルの伝わり方や心に寄り添う歌詞だと思う。
もっと上手かったり格好いいバンドは沢山いると思うけどナイトメアのような魅力を持ったバンドはいないと思う。

ナイトメアはヴィジュアル系の王道のようで
実は只の王道にあらず…

LUNA SEAPENICILLIN等から楽曲面での影響は受けているものの
彼らの魅力や武器は先陣達とは全く異なるのだから。。(どやぁ)

てへぺろ
ちゃお(゜∇^d)!!


モノクローム/葵&涼平 incl.アヤビエメガマソ

葵&涼平 incl.アヤビエメガマソ

この音源をリリースした当時、メンバー4人の突然の同時脱退により無期限活動休止を余儀なくされた彩冷えるのボーカリスト葵と元彩冷えるメンバーでありこの当時メガマソのギタリストの涼平による夢のユニットによるシングル。

今回紹介するのは徳間ジャパンから発売された通常盤です。

1 モノクローム
気に入り度★★★★☆
さわやかながら何処か切なさを感じる疾走感溢れるキャッチーな楽曲。
当時はこの二人が再び手を組む事への喜びと衝撃は凄かった。。
彩冷えるのメンバー脱退&活動休止でショッキングなムードが漂う中、突如舞い込んだ嬉しいニュースだったな。
アヤビエ時代の涼平は難解なメロディと不思議な詩で彼ならではの独特な世界観を得意としていたのだけど、脱退後に結成されたメガマソではキャッチーな部分が以前よりも増した方向性に舵を切りました。
この楽曲でも、その方向性の延長でアヤビエ当時のような雰囲気を求めていたファンからしたら少し拍子抜けした人も少なくなかったのではと思う。
それでも葵がボーカルをとることでインザーギが歌うメガマソとは印象や魅力が異なっていて、
「あぁ、やっぱ葵の声って涼平の楽曲ですごく活きるんだな」と感じさせられました。
未だに好きでちょくちょく聴いてる。
思い出補正とか抜きにして良い曲だと思う。

2 真実の詩
気に入り度★★★★☆
葵が作詞を勤める楽曲。
キャッチーなんだけどテンポも早めでシリアスでスリリングな雰囲気が癖になる。
詩が良い意味でこれまたストレートで生々しい。
薄汚れた大人(人間)が蔓延る社会で自分の大切にしたい信念を貫くけじめを感じる歌詞は、当時の葵のシーンをリアルタイムで追っていたからこそシビアに胸に響きました。
学生時代に聴いてこの歌詞にとても共感して割りと頻繁に聴いていました。
この楽曲も今でも大好きな曲で、個人的にはカップリングには勿体ないと思う程。
まぁこういった楽曲が表題曲ではなくカップリングということにより魅力を感じるのだろうけど。
彩冷えるがメジャーデビューした後の楽曲の歌詞は従来の独特な言い回し等が減って、ありがちなJ-POPのような分かりやすい歌詞が多くなって葵らしさが見出だせず不満だったのだけど
彩冷えるメンバー脱退事件後の葵の歌詞は生々しい程にリアリティがあって心に刺さる。

3 景
気に入り度★★★★☆
アヤビエ時代の初期のアルバム「アヤビエ即完音源集」に収録されていた楽曲のセルフカバー。
これは詩も作曲も葵。
徳間ジャパンからのリリースな為か葵が作詞や作曲に関わった楽曲を収録されてますね。
こちらはギターの涼平とボーカルの葵は原曲から約6年ぶりの再録となるので違いを楽しむ事も出来る。
原曲よりも葵の歌唱力の向上が見受けられる他、元より持っていたこの楽曲のキャッチーさを改めて感じられます。
個人的にはスキルアップを感じられるこっちVerが好み。
でも葵の歌い方の語尾の癖が強くて「こーわぁしぃてえぃ…♪」「この手霞めてえぃ…♪」ってのが少し気になるかなw
もちろんそこも魅力だし味だけどね(^^)
学生の頃は「遠くまばゆく~♪」
ってところが「徳間は行く」って聴こえてたのはここだけの話なw


シングルとしての満足度
★★★★☆
さっきも言ったけど思い出補正無しでも良い曲揃いなシングルだと強く言いたい(゜∇^d)!!
アヤビエ彩冷えるメガマソを聴いていない人にも是非聴いてもらいたい。
彩冷える(アヤビエ)やメガマソは初期の作品ばかりが語られて後期の作品があまり陽の目を浴びていない印象だから勿体ないなと思う。


先日、7年半ぶりにメジャーデビュー当時のメンバーによる彩冷えるのワンマンライブが行われたばかり。
そこでは新しいアー写の公開と5月27日に重大発表があると発表があったそうです。
これは彩冷える世代としては完全復活を願わずにはいられない…(*μ_μ)
彼らの新たにリリースされた作品からエネルギーを貰う…そんな感覚をまた味わいたいなと思うこの頃でした。

じゃ、ちゃお☆

フロスチ/メガマソ

メガマソ
2015ウインターツアー「MEGAMASSO-ザファーストラストニムバス-」
会場物販にて発売された会場限定シングル。

1 フロスチ
気に入り度★★★★★
一度彼らが冬眠(活動休止)する前に発表された楽曲。
めちゃくちゃ名曲。
何故これを一般流通しなかったんだと思う程(後にフルアルバム「天使崩壊」のボーナストラックとして収録されますが)。
詩も難解ながらメガマソの楽曲の中では共感しやすく、それをインザーギがエモーショナルに歌いあげるんだからガンガン涙腺が刺激される。
活動休止するにあたってファンへのメッセージとも、純粋なラブソングとも捉えることが出来て聴く者によって自由な解釈ができる余白を残してあるのもいい。
結構ドラムも手数が多くて主張しているし、バラードと呼ぶにはテンポもあるんだけど名バラードと呼びたくなる楽曲です。
この楽曲、ライブで聴いたらまた感動がヤバいのよ(; _ ;)/~~
ちなみに
シンセによるイントロはバンド再開後初のシングルの「ふとん史」のイントロと対になってるよ。
フロスチ大好き。
名曲。
名曲。名曲!(#`皿´)


2 オープニングガール(SE)
気に入り度★★★☆☆
復活後、ライブのメンバー入場のSEとして使用されたインストゥルメンタル
キラキラしたシンセが印象的な短いながらもドラマティックな展開を見せる中々良質のインストです。
ワクワクするような感じがイイね。
この楽曲は他の音源にも収録されていない為、フロスチとは違いレア感が保たれております(*´-`)


シングルとしての満足度
★★★★☆

歌入りの楽曲は実質一曲だけどそれでもいいよ!と言えるほど気に入りました。
いやね…これ程の良い曲なんだから会場限定なんてレアな存在にしないで、もっと多くの人が耳に出来る楽曲にするべき!!φ(゜゜)ノ
って思ってたが、いざ一般流通のアルバムにしれっと収録されてしまうと
「知る人ぞ知るレアな名曲のままのほうが良かったな…(-o-)」なんて思ってしまった。。
ヴィジュアル系シーンにおいてレアな音源やアイテムってそれだけで消費者側は「すごいもの」「特別なもの」っていう補正が掛かるから満足感を得やすい傾向にあるよね。

天使崩壊にフロスチが収録されてしまったのが何か気に食わなかったから
天使崩壊はフロスチが収録されてない初回盤買ってやったよバカヤロウ(*`Д´)ノ!!!

なに10周年迎えて解散してんだよバカヤロウ!
初期の楽曲、今のクオリティで再録して欲しくて
未だか未だかと待ちくたびれていた俺の気持ちを返せ!w
20周年辺りで復活して再録アルバム出しても買ってあげねーからな!(#`皿´)
5年以内なら買ってやってもいいけどよ…(早く復活してくださいお願いしますm(_ _)m)



ところで
もう夏かってくらい暑いよね。
だから今日散歩中に彩冷えるの夏物語を聴こうと思ったんだけど
歩いてたら桜が見えて萎えたから一番のAメロで再生停止したのは内緒ね。

じゃっ
ちゃお☆

人間を被る/DIR EN GREY

DIR EN GREY
2018年4月25日に発売された
メジャー29枚目のシングル。

1 人間を被る
気に入り度 ★★★★★
発売前のインタビュー等でGの薫が(Gってジジイって訳ではないよ)シンプルという言葉を頻繁に口にしていた通り近年のDIR EN GREYの楽曲の中ではストレートな楽曲構成だなと。
シンプルなギターリフはヘヴィなんだけどもキャッチーで耳に残りますな。
がなり声やリズミカルなシャウトで畳み掛けたと思ったら気付いたらサビというディルにしてはあっさりとした展開。
サビの「誰のルールで生きてる?」
という詩が個人的にドツボ。
この混沌とした社会を日々生きていて俺が感じてるテーマを詩にしてくれて「よっ!やっぱ俺の考え方と一致してるね京さん(*^O^*)」なんて勘違いを加速させる一曲になりました。
「とにかくサビを聴いてくれや!!(^_^)∠※」
との如くサビ一本釣りってレベルでサビが際立ってます。
サビが大好き。俺の心も錆び付きそうな程。
15秒SPOTの時点でやられましたもの。
孤高なDIRならではの風格を感じる一曲。
今までとは異なるエンジニアによるミックスが施されていてドラムの音がとても目立っています。
でもギターの音圧が高めのチュー(DUM~ARCHEまでのエンジニア)のほうが今のところ好みかな。
ふぅ(-o-)
これを読んでいるあなた。
「人間、被ってるかい?(*´-`)」


2 Ash
気に入り度★★★★★
インディーズ時代から存在する初期の楽曲のリメイク。録音は4度目でディル史上最多。
近年あまりライブで演奏されてなかったけどここで拾ってもらえて良かったのう(*^.^*)
UROBOROSTHE UNRAVELING時期に多かった原曲とガラリとイメージを変えた再構築ではなく
あくまで原曲を残しつつのリメイクなので
「どうせグロウルまみれで原型ないんだろ(-_-)」
みたいな人にも安心して進められる原曲の良さ+現在のディルらしさを加えたみんな仲良く出来るリメイクですね!w
新たなメロディに生まれ変わったサビ後半の展開が古き良きヴィジュアル系らしくて熱い!
元からのメロディよりも新たに付けられたメロディが王道らしさを感じるというね。
「まわる~まわる~」や「演じきった(キリッ)」
などの原曲にあったインパクトのあるフレーズが無くなってしまっているのが残念って程でもないが寂しく無くもない。
因みに、ライブでのDieのコーラスという貴重なシーンをこの楽曲で見る事も不可能となってしまた…。


3 詩踏み [LIVE] *Live Take at Zepp Tokyo on October 12, 2017.
お気に入り度★★☆☆☆
何故このテイクを収録した……
ディルはひどいライブ音源を入れたがる癖でもあるのかね(-o-)
良くも悪くも音源と違いすぎるので逆に聴いてて楽しくて段々この酷さが癖になってきたわ…w
「こんな世界も見ずにっ!わらいっ!っ…あえっ
…ががってごおおおい!!(; _ ;)/~~」


シングルとしての満足度
★★★☆☆

散々いい加減なことばかり書いたけど
一番好きなバンドはDIR EN GREYでa knot会員なんだぜ。
酷いのは詩踏みのライブ音源だけ!w
人間を被るとAshは文句付けようがないくらい格好いいのよ!( ・∇・)
でもDUMとかの頃の新曲聴いたときの衝撃みたいなものはあまりないから少し物足りなさを感じてるのも嘘ではない。
でも常に変化と進化を続けるDIR EN GREY
これからもそんなディルの創り続ける作品に触れていきたいと思う。
一体ディルは次にどんなアルバムを打ち出してくるのだろう…
このシングルが次のアルバムへの鍵となるのかは
ファンである我々も、そして彼らメンバーすらも
未だ誰もわからないのである…(ドヤッ)


こんな感じで
文才も語彙数も無い中学生かのような文章でいきますんで宜しくね!(*^O^*)
充てにならないし失礼なことも言うけど
「何もわかってねえな肉の割れ目通う豚野郎が!」
とでも思ってけろ。

お腹空いたな。
マンモスおいぴーピザが食べたいぞっ☆
こんなときのBGMは
Raphaelの華月による夢冒険のカバーか
それともバロックのノンフィクションか…